【塾講師が解説】中学生のための高評価&成績が上がる英語ノート術

成績勉強

【塾講師が解説】中学生のための高評価&成績が上がる英語ノート術

英語のノートはどうつくる?

こんにちは。英語のノート、頑張って作っていますね。しかし、そのノートは「テスト前に見返したくなるノート」になっていますか?「授業を写しただけ」「カラフルだけど何が重要かわからない」そんなノートでは、成績アップには直結しません。

この記事の目的は、あなたのノートを「作るのが面倒な作業」から「自分専用の最強の復習ツール」へと変革することです。この記事を読み終える頃には、あなたは「何を・どのように復習すれば点数が上がるか」が一目でわかる、論理的なノートの作り方をマスターしています。

よくある”もったいない”英語のノート

多くの生徒が陥る「もったいない」ノートの典型例を見てみましょう。あなたも当てはまっていませんか?

1. 「黒板の丸写し」ノート
ただ黒板を書き写すことに集中し、授業の「なぜそうなるのか」という先生の説明を聞き逃していませんか。これは作業であり、学習ではありません。

2. 「カラフルすぎる」ノート
5色も6色も使い、一見キレイに見えます。しかし、作ったことに満足してしまい、「どこが最重要か」がぼやけていませんか。復習の時、色の多さに混乱してしまいます。

3. 「単語と文法が混在」ノート
新しい単語、文法ルール、本文の和訳が1ページにごちゃ混ぜになっている状態です。これでは、自分が「単語を覚えたい」のか「文法を復習したい」のか、目的に応じた復習ができません。

これらのノートに共通するのは、**「復習する時のこと」を考えて作られていない**という点です。今から、そのすべてを解決する方法を教えます。

正しい英語のノートの取り方とは

成績が上がり、復習が劇的にしやすくなるノートは、複雑なルールを必要としません。たった3つの「型」を実践するだけです。これから、その「3ステップ・ノート術」の全体像を解説します。この手順で、あなたのノートは必ず変わります。

中学生の英語ノート作成について具体的な手順

ここからが本題です。ノートを見開き1ページ(または1ページ)で使います。以下の手順を実行してください。

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ステップ1:ページを「3分割」する

まず、ノートのページに線を2本引き、3つのエリアに分けます。
【エリアA(左側・大):授業の板書・本文】
【エリアB(右側・中):文法ルール・自分の気づき】
【エリアC(下部・小):新出単語・熟語】

目的(Why): 「事実(板書)」と「解釈(文法ルール)」と「暗記事項(単語)」を物理的に分離するためです。これにより、復習時に必要な情報だけを瞬時に見つけられます。
実践のコツ: 線はフリーハンドで構いません。授業中はエリアAとCの記入に集中し、エリアBは授業後にじっくりまとめる、という使い分けが最強です。

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ステップ2:「文法(ルール)」は図解と色で単純化する

エリアB(右側)に文法ルールをまとめます。例えば「不定詞(to + 動詞の原形)」なら、「to →(矢印)動詞」のように、記号や図で視覚的にまとめます。

目的(Why): 複雑な文法ルールを「文章」で記憶するのは困難です。「図解」することで、脳がイメージとして記憶しやすくなり、忘れにくくなります。
実践のコツ: 使う色は「赤(最重要)」「青(補足)」の2色、多くても3色に厳選します。主語(S)はS、動詞(V)はVなど、自分なりの記号ルールを統一すると、さらに復習速度が上がります。

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ステップ3:「例文(使い方)」を必ずセットで書く

エリアBに文法ルールを書いたら、必ずその「使い方」がわかる例文をセットで書きます。これは教科書の例文で構いません。

目的(Why): 英語はルール(文法)だけ覚えても使えません。「どのような文脈で、どのように使われるか」という実例(例文)とセットで初めて「使える知識」になります。
実践のコツ: 例文の中の、その文法の「核」となる部分(不定詞なら “to play” の部分)を赤ペンで丸つけしておきましょう。復習時、そこだけ見れば瞬時にルールを思い出せます。

よくある質問とノートづくりのコツ

このノート術を教えると、必ず「授業中に全部やろうとしてパンクする」生徒が出てきます。

Q.

授業のスピードが速くて、3分割なんて意識して書けません!

A.

素晴らしい質問です。その通り、授業中に「完璧なノート」を作る必要は全くありません。
授業中は「エリアA(板書)」と「エリアC(単語)」を埋めることだけに集中してください。先生が話した重要なコツは、エリアBに殴り書きでメモしておけば良いです。
そして、その日の夜、5分で良いので「エリアB(文法ルール)」を清書するのです。この「授業後の5分」こそが、最強の復習になります。

この「授業中(インプット)」と「放課後(整理)」の役割分担ができるようになると、あなたのノートはただの記録から「戦略的な復習ツール」へと進化します。テスト前に、分厚い問題集ではなく、その「薄いノート」を見返すだけで、重要事項がすべて蘇る感覚を体験できるでしょう。

さらにライバルに差をつける英語ノート術

基本の3ステップに慣れたら、ぜひ「4つ目のエリア」を追加してみてください。それは、「未来の自分のための『間違い』ストックエリア」です。

エリアB(右側)のさらに右端に、縦に細くスペースを作っておきます。そこは普段は空欄です。

いつ使うのか? それは、「その単元に関する小テストや問題集で間違えた時」です。

例えば、不定詞のページで間違えた問題を、そのページの「間違いエリア」に書き写すのです。「I want to playing soccer. (playが正解)」のように。

目的(Why): 自分の弱点を、関連する文法ページに「一元化」するためです。テスト前、ノートの「間違いエリア」だけを全ページ見直せば、自分専用の「弱点克服リスト」が完成しており、効率的な復習が可能になります。

👉 塾講師からのアドバイス

ノートは「きれいに作ること」がゴールではありません。「復習し、記憶を定着させること」がゴールです。黒板を写すだけの「静的なノート」から、自分の間違いを追加していく「動的なノート」へ進化させることが、成績アップの鍵です。

まとめ

「成績が上がるノート」とは、「復習しやすいノート」のことです。そのために、今日から以下の3点を実行してください。

1. ノートを3分割(板書・文法・単語)し、情報を整理する。
2. 文法ルールは「図解」と「例文」をセットでまとめる。
3. 授業中に完成させず、「授業後の5分」で文法エリアを清書し、復習する。

完璧を目指さなくて構いません。まずは、今日の英語の授業から、この「3分割」を試してみることから始めましょう。

【今日のアクションプラン】
今すぐ、あなたの英語ノートの次のページに、シャーペンで薄く「3分割」の線を引いてみてください。それが、あなたの成績を変える大きな第一歩です。

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